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事業内容

適正在庫算出プラン

「何をどこまでやればいい?」
短期処分に必要な指針をご提案する、
ショート・コンサルティングサービス

まずは短期的な課題に早期着手しつつも、中長期を見据えた調査を行う、ショートコンサルティングサービスを提供します。

自社に合った適正在庫金額という
“判断基準”をもった上で、
余剰在庫の処分を行う業務運用改革が必要

「余剰在庫を処分しろ」といっても”何が余剰”なのか、基準もない…。”在庫管理”はしているのに、在庫金額が過剰なのはなぜ?と言われても…。現場担当者は日常的に在庫管理を徹底しているはずなのに、どうしても余剰が発生してしまうのはなぜなのでしょうか?

日頃から、必要であれば処分するべきとは思いながら、なかなか減らない余剰在庫…
それは、各部門・担当者が共通に認識するべき
”ある判断基準”が明確となっていないからだと考えられます。

営業・商品部門は売上を最大化するために、”売れない機会損失リスク”を回避する。倉庫事業者は1個単位での商品保管管理を実現するために、棚割りスペースを考える。財務部門は決算等の正確性が優先で、在庫の適正把握は後回しになりがち。

しかし、いずれも各部門、各現場のスタッフ様は、それぞれの職務を全うしています。
それぞれの立場から、前向きにやるべきことをやっているだけなのですが、なぜか、会社として資金効率が改善しない状況が続いてしまうケースが多く見られます。

このような場合、現場では「在庫を減らしても収益改善にはならないし、いずれ売れるんだから在庫を減らす意味はないのではないか?」という疑念が生まれます。このような状況は、在庫やキャッシュフローを起点とした組織横断的な判断基準がないために起きることがほとんどで、これまでのような売上基準や、損益基準では測れない部分も多く、組織運用の変革が必要と考えられます。
そこで私どもは、在庫処分することになったタイミングが、社内基準としての「適正在庫金額」の見直し時であると考えています。

「競争に勝ち抜く適正在庫金額」の基準値の明確化と、
運用定着メニューをパッケージ化

そこで私たちは、「経営戦略上、在庫をどれだけ保有するのが適正か?」を判断するための基準値を割り出すべきだと考えています。また、この基準を維持する体制づくりをパッケージ化し、適正在庫算出プランとしてご提案しています。

私たちが多くのプロジェクトを通じて発見してきた、共通する経営課題。その解決手段として、在庫処分・売却・評価や在庫状況の改善をご支援するメニューをパッケージ化しております。また、無理なくみなさまにご導入いただけるよう段階的なメニュー・プランをご用意しております。

詳細調査、社内基準と体制維持、プライベートセミナーなどを組み合わせて、方向性を導き出し、定着を図る支援メニューを設計させていただきます。

経営課題は各社様々ですが、その共通点を発見し、改善策としてお役立ていただけるようコンテンツも継続的に改善を続けています。また、私たちの考える「在庫経営の理想形」を実現するため、メニューも日々進化させ、各種コンテンツも順次公開してまいります。

中長期の視点:適正在庫 運営体制構築(例)

適正在庫を維持・運営するための構築ステップの一例です。貴社の実態に合わせて、
次の4テーマ(4ステップ)を基準として、「カイゼン計画」を作成いたします。

ショート・コンサルティングにおいて、ステップ1の一環としての各種調査を行います。
調査範囲は別途ご提案し、また、ご提供いただく資料なども、協議の上、ご提案させていただきます。

4ステップ実施により洗い出されるポイント

これらのポイントを抑えることで在庫金額適正化(適正在庫の維持)への指針が明確となります。

1. 中長期の視点、戦略的な視点での適正在庫の把握

  • 貴社にとっての “適正在庫”
  •  在庫処分の目標値設定

2. 処分商品の優先順位付け、処分業務のルールづくり

  •  滞留期間、交差比率等による優先順位付け
  • カテゴリ・ジャンル等の区別で優先順位付け
  • 処分方法の基本指針・業務方針

3. 現状を招いている原因の把握

  • 在庫管理を起点とした業務の現状と改善案
  • 処分完了後に元に戻ってしまわないための基本指針・業務方針

中長期の視点:「適正在庫金額」維持のために

本プランは、貴社の適正在庫水準へ向けた在庫管理体制に関するご提案です。将来に渡る「在庫管理体制」維持のために、例として以下のような体制づくりを提案しております。

  • 適正在庫水準を把握し、常に適正量(金額)を維持する業務基準の運用
  • 商品ごとの入出庫数量・在庫数量などのリアルタイム確認
  • 入出荷・保管・配送・受注・調達・在庫管理などのコスト把握
  • 商品ごとの在庫金額・回転率・滞留日数の定期的な確認
  • 売上高物流費率・欠品率・廃棄率・返品率・在庫回転率などの指標管理
  • キャッシュ・コンバージョン・サイクルの月次管理
  • 在庫・商品分類・商品ごとの収益性(交差比率とその推移)の月次管理
  • 不動在庫の処分方法(処分先/処分価格/処分チーム)と業務基準の運用
  • 在庫管理・在庫処分やキャッシュ計画などの定期的な社内実務会議の実施

調査レポートの事例紹介

提出させていただく報告書の内容は貴社とのお打ち合わせに基づきますが、過去の分析レポート事例をご紹介します。

※調査レポート画像は実名を伏せるため、画質を落として表示しています。

3カ年 ビジョン

今後、3カ年にわたる施策とビジョンを整理します。

割引施策シミュレーション

クーポンや割引施策を変更した場合の業績影響度を試算します。

滞留在庫対策案とその効果

滞留在庫品の対策案および施策実施後の効果について試算します。

損益管理手法シミュレーション

黒字化への道のりには、徹底した損益管理は欠かせません。

マーケティング年間施策案

マーケティング・販促分野における、抽出された課題対策スケジュールです。

物流倉庫見直しシミュレーション

倉庫オペレーションの見直し効果を試算します。

サイト流入シミュレーション

現状の流入元を分析し、必要な施策を洗い出します。

SWOT分析と戦略案

SWOT分析を活用し、どのような戦い方をするか検討します。

システム改善シミュレーション

システムをリニューアルした場合の、主にコストダウン試算を行います。

黒字化へのステップイメージ

黒字転換へのステップを、必要な施策とともにイメージ化します。

顧客・会員 属性分析

顧客の属性を徹底的に分析し、各種施策に活かします。

購入価格・動向分析

平均客単価など、価格に関する調査・分析を行います。

購入時間帯分析

どの時間帯に反応率が高いか、の分析を行います。

商品カテゴリー評価・分析

商品分類ごとに、収益性等を判断し、切るべき商品などを判断します。

カテゴリー別 売上分析

商品分類ごとに、売上、収益性などを分析し、特化・リバランスします。

アクセス解析による現状分析

サイトのアクセス解析により、現状を把握します。

構造変革後の収益感度分析

組織、事業の構造変革において、収益感度がどのように変わるか確認します。

構造改革後の損益分岐点シミュレーション

損益分岐点売上高を試算し、予算計画に活かします。

在庫回転日数分析

在庫の回転日数を算出し、目標値と照らし合わせて分析します。

高額購入者層分析

上得意客をしっかり分析し、事業のあるべき姿、方向性を見出します。

キャッシュマネジメント・分析

売上、仕入、在庫のバランスを見ることにより、キャッシュマネジメントを徹底します。

在庫交差比率分析

交差比率を算出し、収益効率のよい商品、カテゴリーを割り出します。

在庫滞留日数分析

滞留期間ごとに在庫金額などを算出し、必要に応じて処分などを行います。

広告施策ターゲティング分析

広告や販促のターゲティングが合致しているか、各種ツールの情報から確認します。